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現金化が難しい不動産相続は「持分売却」で解決できる!

とある3代目の工場経営者(Aさん)が直面した危機。それは経営でも採用でもなく、まさかの「相続」でした。家族だからこそ起こるトラブルとその解決に至るまでの過程を事例としてご紹介します。

始まりは10年前の「不満な相続」だった

20xx年、Aさんの前任経営者であった父が他界。次男のBさん、三男のCさんとともに資産相続を行うことになりました。

内訳は、不動産としての工場が1億円。現金が5,000万円です。平等な分配が必要とはいえ、Aさんは工場を承継していたため、現金より工場の権利割合を多くすべきだという話になりました。相続結果は以下の通りで、Aさんには現金なし。Aさんは内心、キャッシュが残らない点に不満を抱きつつも納得して相続を終えたそうです。

長男 Aさん:工場の持分5,000万円 次男 Bさん:工場の持分2,500万円+現金2,500万円 三男 Cさん:工場の持分2,500万円+現金2,500万円

それから10年が経ちました。Aさんは工場売却を望んでいたものの、登記変更には相当の費用がかかります。まとまった資金を動かすことは難しい状態が続いていました。加えてそもそも、工場の権利はA,B,Cの3名が権利を分けて持っているため売却ができない状態です。Aさんの悩ましい日々が続いていました。

しかし、状況が大きく動くこととなります。三男のCさんから「義母が介護施設に入居するための初期費用を工面できないか」と相談が来たのです。

家族でこじれた工場相続…安易に売却できず

Aさんにとっては「渡りに船」な状況でした。A,Cは工場売却に前向きです。あとは次男のBさんがOKを出せば、工場を現金化できる状態でした。

しかし、事態はそううまくいきませんでした。Bさんは現在、海外在住。事業運営で多忙を極めていました。さらにBさんは、相続の際にA,Cさんと揉めてしまい、ここ10年に渡りまともに連絡を取り合っていない状態だったのです。

話し合いは見込めません。もはやA,B,Cさんの連名による工場売却は、現実とはほど遠いものとなっていました。

なんとか打開策を探すAさんが「持分売却」という方法を知ったのは、このときでした。持分売却とは、不動産の権利を分割して有する場合に、その持分だけを売却する方法のこと。Aさんは早速、この持分売却の専門業者に相談しました。

一部の権利者の同意のみで「持分売却」に成功!

依頼したのは「中央プロパティー」という都内企業。工場は群馬でしたが問題なく対応可能とのことでした。見積もりののち、スピーディーに売却が完了し、それまでにかかった期間はたったの2週間でした。

AさんはCさんとともに自身の持分のみ工場を売却しました。もちろん当初の5,000万円と2,500万円がそのまま戻ってきたわけではなく、割安での売却です。持分売却の宿命と言えるでしょう。権利の一部だけということは、買い手にとっても売却やリフォームができないため、どうしても価格は下がってしまうのです。

それでもAさん、Cさんにとってはじゅうぶんな金額を受け取ることができました。持分売却は権利者全員の同意を必要としないため、険悪なBさんの合意を得ずとも話を進めることができたのです。

「早い」「揉めてても良い」という強み

このケースでA,Cさんには良かった点が2つあります。

1つ目は、早い段階で専門業者に「持分売却」を依頼したこと。不動産は時間が立つほど価値が下がるのはもちろんのこと、Cさんは取り急ぎ手元に現金を必要としていました。いつ連絡が取れるかわからないうえ、売却に合意するかもわからないBさんの連絡を待つより、迅速な判断で売却の方法を探したことが状況を好転させたといえるでしょう。

2つ目は、業者選びの方法です。中央プロパティーは持分売却の専門業者として業界でもトップクラスのノウハウを有しており、多数の買取実績を有しています。特設サイトで「揉めていてもOK」と謳っている通り、円滑でスピーディな取引に定評があるこの会社を選んだこともまた、A,Cさんのファインプレーでした。